【栗東鬼調教】CWでの好時計は体力強化の証!
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どうも、栗東の調教担当・松崎だ。
東海S、アンタレスSと重賞2連勝中のプロミストウォリア(野中)が放牧先から帰厩。帝王賞(6/28・大井)へ向けて調教をスタートさせた。
水曜の坂路で4F:57.2-41.3-26.5-13.0秒をマーク。「リフレッシュしていい感じで戻ってきました」と野中調教師。3連勝で待望のGI初制覇を狙う。
【中内田厩舎】重賞初制覇を狙う2頭
今週は、中内田厩舎の有力馬2頭の2週前追い切りを取り上げる。
まずは、福島牝馬Sで惜しい2着だったビッグリボン。木曜のCWで7F:99.5-82.5-67.6-53.2-38.5-24.6-12.3秒を計時。
川田騎手とのコンビでマーメイドS(6/18・阪神)へ。待望の重賞初制覇を狙う。
続いて3月に行われた昇竜Sで2着に3馬身差を付けて快勝したグレートサンドシーが放牧先から厩舎へ帰厩。このあとはユニコーンS(6/18・東京)を予定。
同じく木曜の坂路で4F:52.6-39.7-26.6-13.1秒を馬なりでマーク。こちらも初重賞のタイトル獲得が懸かっている。
【栗東鬼調教】では、栗東トレーニングセンターの調教コースの中でも、メインとなる坂路、CWコースのそれぞれから1頭ずつ注目馬をピックアップ。
今後も、より配当妙味を追求し
「このコンテンツを見なければ買えなかった!」
と言われるような情報をより多くお届けできるよう、情報収集に努めていくつもりだ。
【今週のCWコースNo.1】CWでの好時計は体力強化の証!
6月3日(土)阪神1R 3歳未勝利
ガンウルフ(牡3)
藤岡佑介騎手・藤岡健一厩舎
5/31 栗東CW 稍重 助手
[5F]67.1-52.1-36.6-23.0-11.4 一杯
- チェックポイント
- ・CWで好時計を連発
- ・坂路でも水準以上の時計を計時
今週のCWコースNo.1は、前走から間隔を空けてしっかり乗り込んできたガンウルフ。
デビュー前から水準級の時計は出ていたが、坂路主体だったこれまでとは異なり、この中間はCWで好時計を連発。ラスト2Fと1Fで連続11秒台という時計を3度出している。
CWで速い時計を出すのは藤岡健厩舎のひとつのパターンだが、ようやくこの馬も体力がついてきた証だろう。
外国産馬だけに使えるレースが限られており、距離短縮で挑む今回は狙って仕上げてきた一戦。休み明けでもイキナリから狙いたい。
【今週の坂路No.1】半年ぶりでも態勢万全!古馬相手でもイキナリから!
6月3日(土)阪神7R 3歳上1勝クラス
ビヨンドザヴァレー(牝3)
川田将雅騎手・橋口慎介厩舎
5/31 栗東坂路 稍重 助手
[4F]52.0-38.0-24.4-12.1 馬なり
- チェックポイント
- ・先週はCWで6F:78.3-11.6秒
- ・今週のラスト1F:12.1秒は優秀
今週の坂路No.1は、半年ぶりでも久々を感じさせないビヨンドザヴァレー。
昨年11月の前走後、右後肢外側種子骨に骨膜が剥がれかかっているような箇所が見つかったことで戦線離脱。山元トレセンで坂路入りしたのは今年の3月に入ってからで、そこから徐々にペースを上げて乗り込み、先月9日に帰厩。
トレセンに戻ってからの調整も順調で、先週のCWでマークした6F:78.3-11.6秒は、なかなかインパクトがあった。
最終追い切りも馬なりながら好時計でまとめており、出走態勢は整ったと言える。この鞍上を乗せてきたことを考えても一発目からだろう。